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実力派&個性派俳優陣の出演が解禁!

この度、6月3日(金)公開が決定! そして、日本映画に欠かせない実力派&個性派俳優陣の出演が解禁となりました!

ドラマ『特捜9』など数多くの作品に出演し、唯一無二の個性派として活躍する田口浩正が演じるのは、交響楽団のオーボエ奏者・牧田九里郎。牧田はクラシックを愛するがゆえに大迷走・・・!やがて予想だにしない展開を巻き起こします!

続いて、楽団員のなかでは珍しく温厚な性格で穏やかにみんなを見守るホルン奏者・遠藤正道役に、ドラマ『HERO』などに出演しその味のあるキャラクターでドラマや映画に引っ張りだこな田中要次

楽団最年長で明るく親しみやすい性格のフルート奏者・池田絹役は、連続テレビ小説『よーいドン』でテレビ大賞新人賞を受賞するなどデビュー間もない頃から才能を開花させ注目を集めた藤吉久美子が演じます。

また、楽団解散を聞く前から仕事の都合で退団が決まっていた気楽なコントラバス奏者・吉村益雄役を、映画『キングダム』など多くの作品に出演し、悪役から三枚目キャラまで幅広い役柄を演じあげてきた六平直政が務めます。

さらに、資金不足に悩む主人公・花村理子に忍び寄る怪しいアパレルバイヤー・畑中善行役を、ドラマ『相棒』season1で本格映像作品デビューして以来、今尚同作にレギュラー出演し続けている山中崇史が演じます。

そして、ある問題を抱える理子の母親・花村頼子役を務めるのは、水谷監督の前作『轢き逃げ』にも出演し、監督から再度オファーを受けた盟友・檀ふみ

また、老舗呉服屋の御曹司で副指揮者の片岡辰雄を演じるのは、ドラマ『青春の影』で主演を務めバラエティ番組にも活躍の場を広げた河相我聞。河相演じる片岡は、あまりの空気の読めなさから楽団では浮いた存在。
なかでも特に反りが合わない楽団員がチェロ奏者・与田清。

顔を合わせればケンカばかりの2人ですが、そんな与田を演じるのは、映画『日本一短い「母」への手紙』で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した経歴を持ち、バラエティ番組では捨て身の裸芸を披露するなどジャンルに囚われない幅広い表情をみせる原田龍二。原田演じる与田は楽団のリーダー的存在で片岡の自分勝手な発言に突っかかってしまう場面も。


他にも永岡佑梅舟惟永木越明高瀬哲朗らも楽団メンバーとして出演!楽団存続の危機で、楽団メンバーの心はバラバラ・・・。諦め、仲違いでまさかの問題発生?!クセが強い面々が物語を思いがけない方向へ誘います。そして、本作出演にあたりオーケストラメンバーは、演奏シーン満載に応えるために、楽器を猛特訓!実力派キャスト陣の演技はもちろん演奏にも注目です!


さらに、本作で監督・脚本を務める水谷豊は主人公・理子の音大時代の恩師であり、弥生交響楽団の指揮者・藤堂謙として出演します。藤堂はトラブルに見舞われながらも、楽団を優しく見守り、物語の鍵を握る役どころ。 “役者が演じる指揮者としてではなく指揮者としてどこまで出来るか挑戦をした”という水谷の指揮ぶりにも注目です!

【キャスト コメント全文】

■田口浩正(牧田九里郎役)
憧れである水谷豊さんからの出演オファーは、本当に嬉しかったです。 牧田が演奏する“オーボエ”は、私自身まったく馴染みがなく、日によって出る音が違うので、指の動きを常にイメ ージして練習しました。そして迎えた現場で、特にラストの演奏シーンは手が震えました。演奏以外の撮影現場でも、監督の中にイメージがしっかりあり、イメージ通りにいかない時は監督が演じて下さるので楽しく演じることができました。この作品は、水谷監督が全てのキャラクターにドラマを与え、愛してやまない演出をされていたので、全てのエピソードが愛おしく、可愛い。監督の愛情が詰まった映画になっていると感じました。

■田中要次(遠藤正道役)
水谷豊さんと監督作品で初めてご一緒でき、感激しました。水谷監督はとてもユーモアと気遣いに満ち溢れた方で、現場はとても楽しく過ごさせて頂きました。初めて吹くホルンは、左指の 3 本しか動かさないので簡単かと思いきや、息の加減で音程を操らなくてはならないので非常に難しかったです。とにかく息遣いでプロにはバレてしまいますから、合っていなくても怖じけずに鳴らすことを心掛けましたが、いざホルンパートの撮影でカメラが近くに来たら、指先が震えてしまいました。何と言っても、イルミナートの皆さんと一緒に演奏シーンを共に出来たのは一生に一度の宝物です。そして、完成した演奏後のシーンには、我ながらやはり感動しています。

■藤吉久美子(池田絹役)
水谷豊監督の作品に出演できること、とっても喜ばしかったです。自分自身、フルートを演奏できるようになりたいと思っていたので、この作品とのご縁を感じました。今回、私が演じたフルート奏者の池田絹は、弥生交響楽団 の中で、皆から頼りにされ、若い人達からも慕われている明るい女性。衣装も明るい色を選んでどこにいても太陽のような明るさを目指しました。現場での水谷監督は、1 カット1 カット、細やかに演者の個性を活かした演技を考え、しかも演じて見せて下さるので、とても分かりやすく迷いなく演じられました。演奏シーンは、1 カットごとの達成感は今まで感じたことがないくらいの感動でした。これはすごい映画ができるぞ!!と予感しました。こ の作品に出演できて女優を続けてきて本当に良かったと感じております。

■六平直政(吉村益雄役)
オファーを頂いた時は、率直に嬉しかったです!台本を読んでコントラバスの練習が大変だなぁと思いました。コントラバスは元々経験も無く、弦楽器で一番大きな楽器で重いし、扱いづらい上に、ギターと違って指で押さえる場所が決まってないので、先生に教わりながら少しづづ覚えました。吹き替え無しだったので、頑張りました。撮影に入り、キャスト同士が本当の楽団メンバーのように感じましたし、水谷監督はその人間の気持ちを大切にされる監督だなと思いました。出来上がったオーケストラのシーンは、ノンフィクションのようにとても緊張感があり、素晴らしかったです。とくに、最後のシーン は、音の洪水のようにホール中に響いて、パワフルになっています!

■山中崇史(畑中善行役)
台本を読み終わって最初に思ったのは、果たして僕に畑中という役が上手くこなせるだろうかという心配と、それと同じくらい畑中という役にワクワクしました。理子を誘う畑中は、それなりの男でなきゃいけないと思ったからです。撮影現場は、いつもながら笑いの絶えないジェントルな現場でした。俳優とスタッフ、お互いがリスペクトし合っている現場です。そこで笑いを生み出しているのは監督です。 完成後の映画を見て、個性的でユーモラスな登場人物やコンサートの熱気、北アルプスを望む美しい風景など、あ の町へ行って彼らの演奏を聞いてみたいと思いました。僕は水谷組の三作品に全部出演しているので、この記録を伸ばせるよう今後も頑張ります。

■檀ふみ(花村頼子役)
水谷組とは前作『轢き逃げ』で、大変気持ちよくお仕事ができましたので、再度のオファーに感激いたしました。 今回は、地方のオーケストラのお話。クラシック音楽は私の大好きな分野ですし、とても近しく感じられました。 私の役柄は、理子の母親。根底には「愛」があることを忘れないようにしようと思い演じました。撮影現場は、前回と同じく、的確、明快、チームワークも良い、気持ちのよい現場でした。そして、水谷監督はすでに名監督でいらっしゃいます。頭の中に、きちんと絵ができあがっていて、いつも指示がはっきりしていて、迷いがない。役者 として、理想的な現場がそこにはできます。すべての登場人物になりきる才能もお持ちなので、演技指導力も抜群です!安心してすべてをお任せできました。

■河相我聞(片岡辰雄役)
お話を頂いた時は、「え?本当の本当に僕ですか?」と、マネージャーさんに何度も聞くぐらいビックリしました が、とにかくとにかく嬉しかったです。演じる片岡は、僕が今まで演じたことのないタイプの役で、いわゆるボンボンで空気を読まず嫌味なところもあるけれど憎めないキャラクターです。現場で水谷監督のアイデアや、細かな設定を頂きながら役を少しずつ掴んでいった感じでした。水谷監督が演出をつける時、要所要所で「ここはこんな感じで」と実際にやってみせてくださるのですが、説得力もアイデアも発想も当然ながら凄いわけです 。水谷さんの俳優としての役のアプローチの仕方も学ばせて貰えました。「楽しむ」ということを大切に演出していらっしゃる印象でしたので私も存分に楽しませていただきました。

■原田龍二(与田清役)
水谷監督の過去作品を観ていたので、是非出演したいと思っていました。水谷さんから「龍二にやってもらいたい役がある」とオファーをいただいて、遂に水谷組に出れるんだ!と嬉しさが込み上げました。役の設定のことなどワクワクしながらお話した事を思い出します。私が演じた与田はチェロ奏者。僕は楽譜が読めないので、動画を何度も見て、手・指の動き・音を叩き込みました。チェロに関する全てが難しかったです。撮影当日は楽屋で顔を合わせながら練習していましたので、うまく演じたいという思いを皆さんと共有できた事で、『楽団としての思いはひとつ』になっていたと思います。そんなオーケストラ演奏シーンと美しい自然を切り取ったシーンは是非、劇場で見ていただきたいです。

■永岡佑(中西浩二役)
台本をいただき、コンサートシーンを読みながらワクワクした事を憶えています。クラリネット演奏はゼロからのスタートだったので、楽器演奏というプレッシャーはありましたが、撮影がとても楽しみでした。現場では、控室等で待っている間も、共通言語として楽器、コンサートシーンの話題があったので団員全員の距離はすごく近くなったと思います。そして、実際の演奏シーンの撮影は、今まで味わった事のない緊張で、特にカメラが自分に向いた時は、そもそもの指の動かし方すら忘れてしまいそうなくらい異常な状態になっていた気がします。完成した映画を観て、好きなシーンは、やはりコンサートシーンで、壮大でした。それ以外でも台本に描かれている事以上の事が随所に肉付けされていて、とても楽しみながら観ました。

■梅舟惟永(山野はる美役)
出演オファーを頂けて、とても感激して、ヴァイオリンをやっていて本当に良かった!と思いました。弥生交響楽団のメンバー皆さんとてもユーモアに溢れているので、今回演じた山野はる美役を、そんな皆さんと過ごす時間をいつもめいっぱい楽しんでいる、裏表のない明るくてエネルギーに溢れた女性として表現したいと考えました。ヴァイオリンの森さん、木越さんとは、何度も合わせて、励まし合って演奏シーンに臨んだので、団結がとても深まったように思います。出来上がった本編を見て、音の迫力も凄くて、音楽の中に自分が埋もれていくような体温が上がってくるような言葉にできない感動がありました。音楽の力は人の心も体も元気にできる、だからこそ多くの方々に今観ていただきたい、体感していただきたい作品になっています。

■木越明(太田なつ美役)
両親が音楽家で、その憧れからいつか音楽家の役を演じることを夢見ていました。出演が決まったと聞き、こんなに嬉しいことはなかったです!台本を読ませて頂いて、クラシック音楽という一つのテーマを豊かなキャラクター達と共に親近感を持ってラストの感動まで、クレッシェンドに乗っていくような感覚がありとてもワクワクしました!顔合わせとなった最初の合奏練習では、尊敬する先輩方ばかりで凄く緊張していたのですが、演奏が始まったとき、まさに音楽の素晴らしさを実感したのを憶えています。言葉がなくとも通じ合える感覚がものすごい感動でした!演奏が楽しくて、最後にボレロを弾くシーンは、太田なつ美と木越明の感情が重なってしまった瞬間があった様に思います。

■高瀬哲朗(菊池良太役)
前作に引き続きオファーをいただき驚きました。楽団員役を私ができるのかと少し不安でした。ファゴットは全く馴染みがなく、音階は出せたのですが、演奏となるとそう簡単ではありませんでした。実際の演奏シーンで、オーケストラの中に入り撮影していると、耳に入ってくる音が全く違う!感動で泣きそうになりました。 すごい迫力です!もう私の命日になっても良いとさえ思ってしまいました。現場では、監督がエキストラの皆さんを名前で呼び演技をつけるのはあまり見た事がありませんでしたし、それに応えてあんなに一生懸命演技する皆さんも素晴らしかったです。現場は素敵で、1人残らず良い思い出になったと思います。

■水谷豊(監督、藤堂謙役)
設定がアマチュア交響楽団なので、楽団員役の役者さんには撮影前に、一人ひとりの仕事や家族構成を伝えて、役のイメージを膨らませてもらいました。撮影現場では、僕がこういうキャラクターにしたいなと思う気持ちと、実際の役者さんが持っている魅力を両方合わせていく作業でした。楽団メンバーの皆さんをはじめ、主人公・理子の 母親役を快諾してくれた檀さんや、軽妙な演技で、作品に良いアクセントをつけてくれた山中さん、個性豊かな方たちに集まっていただき、楽しく撮影することができました。そして、オーケストラの演奏シーンはごまかさずに撮りたかったので、吹き替えは一切考えていませんでした。撮影が1年延期になった間も、楽団員役の皆さんが、 練習に励んでくれたおかげで、素晴らしいコンサートシーンが生まれました。僕の演じた藤堂は指揮者なのですが、指揮者の役は今まで舞台で一度だけ演じたことがあり、今回は映像なので、どこまで出来るだろうとトライしました。

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